ゴーイングコンサーン
よく利益を出すことが企業の目的だといわれます。
確かに、通常事業会社は営利企業です。利益を出すことは善でマイナスを出すことは悪です。
利益を出さなければ給料も払えないし、次への新たな発展の原資も生み出しません。
しかし、利益を出すことが本質的な企業の目的ではありません。
「利益は、目的ではなく条件」だと思います。
この利益を出せない仕事はやらない、この利益を出す仕事はやるといった判断基準です。
利益を出さないということがそもそも約束されてはならないのが企業活動です。
利益が目的となるのはせいぜい投資家やオーナーの金銭的な価値の向上欲にほかなりません。
それぞれの企業はそれぞの崇高な役割と個性があって、利益を条件にその企業ごとの絶対的な判断基準を明確にし(知足)、他に貢献することこそ(利他)が、その存在価値を高めそして企業価値を高め、株主価値を高めることにつながるのだと思います。
決して株主価値を高めることが即終の企業の命題ではないということです。
企業には多くの利害関係者があり、偏りなくバランスをたもってこそ企業の価値が高まるのです。それぞのれ利害関係者が
それぞのれの節度ある利害関係を保ってこそ、良い法人企業(法の上での人格者)となっていくのです。
しかしながら一方的な株主立場の主張、一方的な債権者立場の主張、一方的な運用方針(経営方針)の主張は、バランスを崩し企業を崩壊せしめる結果に導きます。
投資家、債権者、経営者の利害バランスを相互に保つ努力をすることが互いに不可欠におもいます。
三脚の脚にたとえてそれぞれが同じパワーバランスでなければ三脚は傾き倒れてしまいます。
もちろんそこには第一義に、正直な現実と未来を創造する経営マネジメントがなくてはならないことは言うまでもありません。
人間は寿命があり時がくれば肉体が滅びますが、企業はゴーイングコンサーンです。

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